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■大和工商リースの大和さん

大和(だいわ)の大和(やまと)さんである。
彼には、この夏、とてもお世話になった。新しく作った商品センターの立役者である。
初めて会ったのは、6月だっただろうか。旧オカモト商店を解体して、新しく商品の仕分け
出荷の拠点を作るという意思決定をして、彼のところにお願いをしたのである。
僕らの扱う久留米絣は、秋の時期は需要が伸びていく。秋の差し掛かりに照準を合わせるとなると、9月の初旬には完成しないと間に合わない。
実質、3ヶ月だった。設計をし、構想を練り、関係者と打ち合わせをし、焦らずだけど急ぎながら詰めていった。本当にひんぱんに足を伸ばしていただいた。
解体作業。何せ建て増し建て増しで、かつ老朽化した建物だったので、解体も予想以上に調整が大変だっただろう。
更地になって、夏の暑い時期に、プレハブの建設がはじまった。そこから先は一気呵成であった。こんなにもプレハブは、早いものかと近所の人たちもびっくりしていた。
多くの職人の皆様へも感謝を。皆様の力なくして商品センターの完成はありえなかった。
そして、その一連のまとめを、段取りよく、手際よく、やまとさんがやってくれた。
完成して、今月21日の販売会に、お客様をお呼びすることも出来た。意思疎通をしながら、一つ一つ決めていきながら、この時期に稼動できていることは、喜ばしいことだ。
今日、一連の業務の終了し、印鑑を押した後、彼に完成した商品センターの前で写真を撮らせてもらった。
やまとさんには、心から感謝をしたい。
ありがとう。
完成したセンターは、大事に使わせてもらいます。そしてこれからもよろしくお願い致します。
(続く)

■水天宮、福原君

東京滞在2日目である。今日もいい天気だ。
さて、今日は午前中、旧知の友達と会うことになっている。
その友達の名は、福原くんである。彼は、現在、大島紬を業として、東京で頑張っている男だ。奄美大島生まれの薩摩隼人。同じ九州人同士、よくお酒を飲む。気立てがいい男だ。
先日あることがあって、彼にはとても世話になった。忙しいさなか、本当に親身になっていろいろと手助けをしてくれた。この場を借りてお礼を申し上げたい。
さて、彼と人形町で会って、昼飯でも食べようということになった。
人形町の交差点から、箱崎方面に歩いて、水天宮をすぎた先にある満天ラーメンに行った。
野菜がたっぷりはいったラーメンがとても美味しいのだ。
食事のあと、ドトールコーヒーでお茶をしながら、しばし話をする。彼はこれからの大島紬のあり方について、いつも考えている男だ。彼のプランに耳を傾けながら、あらためてその力強さに気づかされた。短い時間だったけど、今日も彼から刺激をもらった。
福ちゃん、きっと君の考えは正しいと思う。お互い頑張っていこう。
その後、彼と別れて、次の約束の場所に行く前に、せっかく箱崎まで来ているので、水天宮にお参りしようと思った。
水天宮。その本尊は久留米にある。言わずと知れた、水の神様。特に安産祈願としてつとに有名なお宮である。
お参りする前に、ちょっとトイレへ行こうと思って、探す。ここは、本殿があるフロア(というのかな、2階である)には、男子トイレはない。2階のフロアには、女子トイレのみである。そして1階には、男女ともにトイレがある。
これは意味があるのだろうか?お産間近の女性を気遣っているのかもしれない。1階まで下りることなく、体に負担の掛からないように、と考えられてるのだろうか?真偽のほどはわからないので、勝手に想像しているだけだが、いずれにせよ、そんな配慮は女性にとって嬉しいだろう。
お宮に向かって、鈴をならし、2礼2拝1礼で、お参りをする。神々しい気分だ。
ふと、中を見ると、若い男女が、お祓いを受けている。安産祈願なのだろう。
どういう生業の方か知るすべもないが、どうか無事にお産が成就しますように、と勝手に思った。
久留米と東京で今日も多くの生命の誕生に立ち会っている水の神様、水天宮。それは同時に東京と久留米をつなぐ共通言語でもあるのだ。

■東京出張、販売会
7時10分福岡発のJAL便に乗りこんだ。向かう先は東京である。
9月は、これで2回目の東京行きだ。機内は、ほぼ満席。ビジネスマン風の方がほとんどだが、家族連れの方もいらっしゃる。これから、家族でディズニーランドにでも行くのかな、などと思いを馳せる。
出発して、すぐに深い眠りに入ってしまった。昨日は、仕事で少し遅くなり、あまり睡眠が取れなかったのだ。体というのは、ホント正直である。
「お客様、お休みのところ大変申し訳ございません。座席を元の状態にお戻しくださいませ」
客席乗務員の声で、深い眠りから覚める。
目の前には、1枚の紙が張ってある。また今回も機内での飲み物はもらえなかった。いつものパターンだ。今度は、絶対機内でスープを注文するぞ、と固く心に誓う。
京急線に乗って、人形町まで。今日は、日本橋の綿商会館で、お取引先さま向けの販売会があるのだ。
10時30分くらいに会場に到着。10時の会場であるが、すでにお客様が大勢いらっしゃていた。朝早くから、お越しいただいて、本当にうれしい限りだ。心からお礼を申し上げます。
何名かのお客様とお話をする機会をいただいた。そして、いろいろとご意見を頂戴した。本当にありがたい。このように意見を言って下さること、このこと自体がとてもありがたいのだ。そして、何とかこの意見を現実のものにしたいと思う。
先日、ギフトショーでご縁いただいた方も3社ご来場下さった。わざわざ時間を割いて下さってありがたい。このご縁を大切にしたい。
販売会は盛況に終わった。目標としていた予算もほぼクリアしそうである。営業スタッフのみなさんにも心から感謝をしたい。前日からの準備、それからお客様への呼びかけなどお疲れ様でした。それから、いつも東京でお手伝いしていただいているイコマさんとオダさんにも改めて感謝を。
同時に反省点や考えさせられることもたくさんあった。そのことにもきちんと目を見開いて改善していきたいと思う。
こうして、足を伸ばして下さる、お客様のために。
明日は、旧知の友人と会う予定だ。多くの人と出会える東京という町はやっぱり魅了的である。改めてそう感じた。
(続く)
9月は、これで2回目の東京行きだ。機内は、ほぼ満席。ビジネスマン風の方がほとんどだが、家族連れの方もいらっしゃる。これから、家族でディズニーランドにでも行くのかな、などと思いを馳せる。
出発して、すぐに深い眠りに入ってしまった。昨日は、仕事で少し遅くなり、あまり睡眠が取れなかったのだ。体というのは、ホント正直である。
「お客様、お休みのところ大変申し訳ございません。座席を元の状態にお戻しくださいませ」
客席乗務員の声で、深い眠りから覚める。
目の前には、1枚の紙が張ってある。また今回も機内での飲み物はもらえなかった。いつものパターンだ。今度は、絶対機内でスープを注文するぞ、と固く心に誓う。
京急線に乗って、人形町まで。今日は、日本橋の綿商会館で、お取引先さま向けの販売会があるのだ。
10時30分くらいに会場に到着。10時の会場であるが、すでにお客様が大勢いらっしゃていた。朝早くから、お越しいただいて、本当にうれしい限りだ。心からお礼を申し上げます。
何名かのお客様とお話をする機会をいただいた。そして、いろいろとご意見を頂戴した。本当にありがたい。このように意見を言って下さること、このこと自体がとてもありがたいのだ。そして、何とかこの意見を現実のものにしたいと思う。
先日、ギフトショーでご縁いただいた方も3社ご来場下さった。わざわざ時間を割いて下さってありがたい。このご縁を大切にしたい。
販売会は盛況に終わった。目標としていた予算もほぼクリアしそうである。営業スタッフのみなさんにも心から感謝をしたい。前日からの準備、それからお客様への呼びかけなどお疲れ様でした。それから、いつも東京でお手伝いしていただいているイコマさんとオダさんにも改めて感謝を。
同時に反省点や考えさせられることもたくさんあった。そのことにもきちんと目を見開いて改善していきたいと思う。
こうして、足を伸ばして下さる、お客様のために。
明日は、旧知の友人と会う予定だ。多くの人と出会える東京という町はやっぱり魅了的である。改めてそう感じた。
(続く)

■明日から東京です
■誕生日
■城南市民プール

朝から、娘にたたき起こされた。
そういえば、昨日プールに行くという約束をしていたのである。
日中は、暑いとはいえ、朝晩はそろそろ涼しくなっている今日この頃、いきなりプールかよ、とぶつぶつ言いながら、約束を破るのは、教育上よくないので、しぶしぶと着替えて娘と二人で出かけた。
向かうところは、城南市民プールである。
今年の夏、その設備の美しさと低料金に感激して、何回か通ったのだ。
中に入ると、夏のころとはうって変わって、静かな雰囲気である。日曜の朝は、いつもこんな感じなのか、それとも9月の下旬に差し掛かって、プール人口が減少したのか、どっちだろう。
そんなことを考えている間に、はやく入れろとせがむのである。
しかし、子供ってプールが好きなんだね。泳げないのに、水に浸かっているだけで楽しいんだろうなあ。
深さ90センチのプールと、深さ50センチのプールを行ったり来たりで、疲れた。
車に乗って帰ってる途中で、遊びつかれたのか、お昼も食べずに、すやすや眠り込んでいる。
はしゃいで、遊んで、寝て、子供は育つんだろうなあ。
(続く)

■現場を歩く、ということ
以前お世話になった方が結婚されるというので、食事会をすることになった。
彼は、本業は経営コンサルタントなのだが、現在、横浜市の中小企業支援センター、というところで創業・株式公開などの支援を行っている。
市の直属の組織ということで、行政のいろんな話を聞けて、大変勉強になったし、彼も生き生きと充実して仕事に邁進しているみたいで、とても楽しい時間を共有できた。
その話の中で、彼が言ったことは、大変示唆に富んでいた。
それは「現場を歩け」といういうことである。
組織の肥大化が進むに従って、現場との乖離が進むということは、よく聞く話だ。
それは、情報とか考え方、理念などが共有化されていない、ということに他ならない。
そのために、現場とトップはちぐはぐな関係になり、うまく歯車が回っていかないから、組織も活性しない。
一方、巨大な組織であっても、報告連絡相談と情報がスムーズに流れているケースも存在するのも事実である。
それは、きっとトップが現場を見ているかどうか、それによって決まる。
と、いうのが彼の言い分であった。
もちろん、そのことについては、どうこう言うつもりはなく、しごく全うなことだし、当たり前といえば当たり前なのだと思う。
僕が思ったのは、現場にいく、という前提が正しいとした上で、現場で何を見るかというのも同時に正しいのではないか、ということだ。
「現場にいけば、すべてがわかる」ということは、視点が正しいという前提に立っている。
だから、視点が定まっていない場合は、その視点をレクチャーすることも大事だと思う。
「現場に行って、あとは自分で考えて判断してください」では、いささか無責任なのではないだろうか?
「現場に行って、この点とこの点を見てください。あとは、今の段階では、見なくても結構です。でもこの点とこの点は、きわめて重要なことだと思うので、これが出来ていないのであれば、ちょっと要注意です。事実を見るのは、結構きつい作業ですが、やっぱりよくするためには大事だと思いますので、しっかり見据えてください」
ものの見方、とか考え方というものはやっかいだ。
だからこそ、視点というのは重要だと思う。
(続く)
彼は、本業は経営コンサルタントなのだが、現在、横浜市の中小企業支援センター、というところで創業・株式公開などの支援を行っている。
市の直属の組織ということで、行政のいろんな話を聞けて、大変勉強になったし、彼も生き生きと充実して仕事に邁進しているみたいで、とても楽しい時間を共有できた。
その話の中で、彼が言ったことは、大変示唆に富んでいた。
それは「現場を歩け」といういうことである。
組織の肥大化が進むに従って、現場との乖離が進むということは、よく聞く話だ。
それは、情報とか考え方、理念などが共有化されていない、ということに他ならない。
そのために、現場とトップはちぐはぐな関係になり、うまく歯車が回っていかないから、組織も活性しない。
一方、巨大な組織であっても、報告連絡相談と情報がスムーズに流れているケースも存在するのも事実である。
それは、きっとトップが現場を見ているかどうか、それによって決まる。
と、いうのが彼の言い分であった。
もちろん、そのことについては、どうこう言うつもりはなく、しごく全うなことだし、当たり前といえば当たり前なのだと思う。
僕が思ったのは、現場にいく、という前提が正しいとした上で、現場で何を見るかというのも同時に正しいのではないか、ということだ。
「現場にいけば、すべてがわかる」ということは、視点が正しいという前提に立っている。
だから、視点が定まっていない場合は、その視点をレクチャーすることも大事だと思う。
「現場に行って、あとは自分で考えて判断してください」では、いささか無責任なのではないだろうか?
「現場に行って、この点とこの点を見てください。あとは、今の段階では、見なくても結構です。でもこの点とこの点は、きわめて重要なことだと思うので、これが出来ていないのであれば、ちょっと要注意です。事実を見るのは、結構きつい作業ですが、やっぱりよくするためには大事だと思いますので、しっかり見据えてください」
ものの見方、とか考え方というものはやっかいだ。
だからこそ、視点というのは重要だと思う。
(続く)

■ドンザ

福岡博物館で「ドンザ展」なるものが9月25日まで開催されている、と聞いてあわてて出かけた。
ところで、ドンザというものをご存知だろうか。僕ははじめて耳にした語句であった。
最初、チラシを手に入れて、そこには、いわゆる半纏のようなものが映っていたため、ある地方では、半纏の事をドンザというように呼ぶのかな、などと考えていたのだが、自分の考えがいかに浅はかか思い知らされた。
それぐらい、このドンザというものに、衝撃を受けた。
サブタイトルが、知られざる海の刺し子、というようになっていることからも判るように、海の作業着である。
海の漁は過酷だ。いや、過酷だろうと推測する。実際に自分が漁をしたことはないので、軽はずみなことはいえない。
その厳しい海の世界の生活着と表現すればいいのだろうか。寒風吹きすさぶ中で培われた独特の風貌と、そこに刻み込まれた人間の生々しさが一つ一つから伝わってきて、感動というより恐怖を覚えるかのようだ。
圧巻は、ぼろの誇り〜労働と縫いの果てに〜、というコーナーである。
激しく劣化したドンザを見ながら、涙がでそうになった。
それは、ドンザの繕いに対しての涙ではなく、その気高く輝いているそのものの実態に対して、美しさに対して感動したからである。
昔、コムデギャルソンが、ぼろをテーマとしたコレクションを行ったことがある、と聞いた。
それは、かなりの昔で、恐らく僕が中学くらいの時代だと思うが、なぜぼろがテーマなのか、わからなかった。分からなかったし、この展示会を見て、分かったような気がする。
日本には、気高き文化がある。
それは、決して宮中や雅などの文化だけではない。
絶対に、そうだ。
(続く)

■sustainabilityとは?
ロハスという考え方が注目されている。
ロハス(LOHAS)とは、 Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルといわれている。
すでに、ネットや雑誌媒体などでかなりの頻度でこのロハスという言葉は露出されており、ロハスそのものについて、このブログでどうこう言うつもりは全くない。
今日言いたいことと考えたいことは、sustainabilityということだ。
sustainability、つまり持続可能ということである。簡単に言うと、どうやったら、続いていくのか、ということだ。
このような言葉が提唱され、かつ多くの方の関心を集めるということは、すなわち続いていくということがいかに難しくて、かつそれを希求しているからだろうと思う。
ここで疑問をもつのは、いったい「何が」続いていく事を希求しているのだろう。
それは、人によって様々だろう。ある人は、ある人との関係性というかもしれないし、ある人は自然というかもしれない。また、ある人は、属しているコミュニティかもしれない。また、ある人は祖国や人類と考えるかもしれない。
つまり、「何が」というのは、人の数だけ存在する、ということだろう。
そして、それは同時に「自分にとっての大事なもの」と言い換えることもできるだろう。
どうすれば、続いていくのか。それを哲学的に考えていく作業は決して無駄ではないと思う。というよりも、必要なことであろう。
もっと言ってしまえば、そういうことを考えるのは、当たり前なのかもしれない。
一方、日本では、古来から「諸行無常」とか「盛者必衰」とか、ある種の刹那的な思想が息づいている。
もちろんこれは、ある種の戒めとしての思想であることもあるだろうが、本質的な部分で「続いていく」ということと相反することではなかろうか?
大事なものを失いたくないという保守思想と、時代の変化がベースとなった上で変わらざるを得ないという革新性。
これは両立するのだろうか?
続いていくということにはいったい何が必要で、それを得るためにいったいどんな代償を払わなければならないのだろうか?
(続く)
ロハス(LOHAS)とは、 Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルといわれている。
すでに、ネットや雑誌媒体などでかなりの頻度でこのロハスという言葉は露出されており、ロハスそのものについて、このブログでどうこう言うつもりは全くない。
今日言いたいことと考えたいことは、sustainabilityということだ。
sustainability、つまり持続可能ということである。簡単に言うと、どうやったら、続いていくのか、ということだ。
このような言葉が提唱され、かつ多くの方の関心を集めるということは、すなわち続いていくということがいかに難しくて、かつそれを希求しているからだろうと思う。
ここで疑問をもつのは、いったい「何が」続いていく事を希求しているのだろう。
それは、人によって様々だろう。ある人は、ある人との関係性というかもしれないし、ある人は自然というかもしれない。また、ある人は、属しているコミュニティかもしれない。また、ある人は祖国や人類と考えるかもしれない。
つまり、「何が」というのは、人の数だけ存在する、ということだろう。
そして、それは同時に「自分にとっての大事なもの」と言い換えることもできるだろう。
どうすれば、続いていくのか。それを哲学的に考えていく作業は決して無駄ではないと思う。というよりも、必要なことであろう。
もっと言ってしまえば、そういうことを考えるのは、当たり前なのかもしれない。
一方、日本では、古来から「諸行無常」とか「盛者必衰」とか、ある種の刹那的な思想が息づいている。
もちろんこれは、ある種の戒めとしての思想であることもあるだろうが、本質的な部分で「続いていく」ということと相反することではなかろうか?
大事なものを失いたくないという保守思想と、時代の変化がベースとなった上で変わらざるを得ないという革新性。
これは両立するのだろうか?
続いていくということにはいったい何が必要で、それを得るためにいったいどんな代償を払わなければならないのだろうか?
(続く)

■展示会初日

新しく商品センターが完成して、そのお披露目を兼ねて、展示販売会をすることになった。
本社では、梅春の新作ご紹介、新しくできた商品センターでは、これからの季節に最適な商品を販売するという2本立ての企画だ。
昨日は準備のため、遅くまでかかった。フロアの床磨きなどもみんなでおこなった。おかげで床もきれいな状態で、お客様をお迎えすることができる。みんなの頑張りに心から感謝したい。
さて、10時30分から開店ということで、事前に告知しておいたが、たくさんの方がその時間よりも早くこられた。
一番乗りは、高知の村井さんだ。夜行のバスを使ってお越しいただいたとのこと。本当に頭がさがる思いだ。毎回、展示会のたびに足を伸ばしていただけるので、本当に嬉しい限りだ。
その後もたくさんの方にお越しいただき、大盛況のうちに一日が終わった。ご来場いただいたお客様には、この場を借りて改めて御礼を申し上げたい。
本社で展示会をするというのも、久しぶりであった。以前は本社でずっと展示会を行っていたのだが、昨日も書いたように倉庫兼物流と化していた関係で、ここ3年くらいは外の会場などでの展示会が続いていたのだ。
あるお客様にそのことを伺うと、やはりここが落ち着く、ここでこれからも展示会を行って、というお話を頂いた。他のお客様からも、アットホームな感じでとてもいい、とお褒めの言葉を頂いた。ほぼすべてのお客様がこの本社での展示会を気に入って頂いていることに喜びと、何年かの空白期を作ってしまったことに対して申し訳ない気持ちになった。
新しい商品センターが稼動して、空間のゆとりが生まれ、心なしかみんなの顔にもゆとりが
感じられるような気がした。そして、それはお客様に対するホスピタリティ向上に繋がると確信している。
きっとそうだ。
商品センターのスタートにあわせ、僕らの会社も少しずつ、しかし確実に変化しようとしている。
(続く)

■本社ショーウインドウ

オカモト商店のショーウインドウが復活した。
もともと会社の1階は、小売業態というか、ショールームのような使い方をしていたのであるが、ここ数年、店舗数が増えたりした影響もあって、物流の場所と化していた。
ショーウインドウも、その余波を受けて、いつのまにかギフトボックスなどの用度品置き場となってしまっていた。
会社の入り口にあるウインドウである。常にきれいな状態にして、旬の商品を陳列したおきたいと常々思っていたのだが、それが実現できずにいたのだ。
そして今回、商品センターを作ったことによって、いろんなものの整理が進み、その結果めでたくウインドウの復活となった。
嬉しい限りだ。
いつ何時でもお客様を向かえる窓として、クオリティを保ち続けたいと思う。
そして、明日から二日間、本社では商品センターのご紹介も兼ねて、儀右ェ門の製品を扱って頂いている小売店様を対象に、販売会を行う予定である。
きれいに磨いたショーウインドウを見てもらえて万感の思いだ。
(続く)

■ラグビー トップリーグ

18日の日曜日、博多の森競技場にラグビー観戦に行った。
ラグビーのプロリーグ、通称トップリーグの観戦だ。
カードは、地元サニックスと老舗のリコーとの対戦である。
実は、トップリーグを観戦するのは初めてだ。大学対抗とかは、何度も見たことがあるのだが、プロとはどんなのだろう、と期待に胸膨らませて行った。
いやはや、プロはやはり迫力がすごい。スピード感もあって、さすがプロというしかない。
それで、結果はというと、地元サニックスは、残念ながら負けてしまった。
スコアは20対3ということで、大差がついているのだが、ちょっとした差が積み重なった結果である。
ここ!というところでの、ノックオン・オフサイドなどはさすがに痛い。
それとリコーのプレッシャーが強かった。もう、絶対ゲインライン突破させない、という気迫が伝わってくるのだ。
今回の敗戦をばねにして、次回はサニックス勝利を収めて欲しいなあ。
しかし、福岡はプロ野球・プロサッカー・プロラグビーとプロスポーツが観戦できるから恵まれている。プロの高度な技が観戦できるのは幸せなことだ。
プロラグビーももう少し観客が増えるといいけど。観戦しているのは、その筋の人(どの筋や?)ばっかり、という感じだから、幅広いお客さんにアピールすることが重要だと思った。
あと、博多の森競技場はじめて行きましたが、バリヤフリーにしてもらいたいな。
(続く)

■母の古希のお祝い

母が誕生日ということで、僕の姉が発起人となって、誕生会をすることになった。
また、母にとって今年は特別な誕生日でもある。それは今年めでたく古希を迎えることになったからである。
古希というのは、杜甫「曲江詩」の「人生七十古来稀」からきているらしいが、そんなことはともかく、無事に健康でいた頂いていることに心から感謝をしたい、と思う。
母は、長崎の大村市出身だ。縁あってこの久留米の地にお嫁にきた。
以前、自分の結婚式だっただろうか、母の兄、つまり僕の叔父さんがスピーチで、自分の妹が遠く離れた久留米の地に行ってしまう、そのことを思うと、涙が止まらなかった、というようなことを話していた。
それは、たぶん久留米という離れた土地に行ってしまう、ということもそうだが、大家族の中の長男の嫁として嫁ぐその大変さを慮ったこともあったのだろう。
叔父さんの想いと実際がどうだったのかは、僕には知るすべもない。
実際に大変だったのかどうかは、母親に聞いてみても全然大変じゃなかった、と言うに決まっている。そして、母はそんなことは微塵もみせずに今日も元気に振舞っている。
僕は、そんな姿を見るたびに尊敬の気持ちを重ねていくのだ。
どうか、いつまでもお元気で。
(続く)

■放生会

今日は、会社は休業だったが、電話の取り付けなど雑務があったため出勤した。
いつも思うのだが、休日に会社に来ると、結構仕事ははかどるものである。電話がかかってこないとか、仕事の途中で誰かに呼ばれたりすることがないとか、そんなことが作用して、マイペースでできるからだろう。
とはいえ、休日のたびに仕事していては家族に申し訳がたたない。何事もけじめが必要だ。
さて、一通り予定のことが済んで、久留米から福岡へ戻り、家族で箱崎宮に出かけた。
毎年恒例の博多の秋祭り「放生会」である。
僕は、博多の夏祭り博多祇園山笠に参加して、7年になる。その山笠の行事の中で、7月9日は、「お汐い取り」という行事がある。
これは、7月9日からはじまる山笠の期間中、事故などがないようにお参りするのだが、そのお参りの場所がこの箱崎宮なのである。
毎年、7月9日は、各町を出発して、この箱崎宮までいく訳なので、毎年ここは訪れる場所なのだが、この「放生会」は何故かいままで行ったことがなかった。
行ったことがないものは、行くべきだ。思い立ったら吉日だ、ということで家族をつれて見物にいくことにした。
放生会は、どのような性質のものかというと、呼んで字のごとく、生きていたものに対して慈しむ、祈りをささげるというお祭りだそうだ。不遇にもこの世から去ったあらゆる生き物
が対象となる、ということですごくスケールが大きいのだ。
そのスケールの大きさもさることながら、露天のスケールもすごい!参道の両端にびっしり並んでいるのだ。
聞くところによると700軒もの露天が出展しているそうで、いやはやすごい活気がある。
また、休日ということもあるのだろうが、人出もすごい!もうまごまごしてると後ろの人に倒されそうな勢いなのだ。
お祭りは、その本来の目的を理解するのもそうだけど、こんな風に民衆パワーというか、エネルギーを感じられるところが醍醐味なんだな、とつくづく感じた。
人の熱気を感じながら、いつも山笠のときに休憩する屋台「花山」でラーメン&焼き鳥を家族で食べた。アウトドアの雰囲気の中、家族もおいしく食べていた。みんな楽しんでくれたかな?
屋台から、顔を出し、上を見上げると、9月のきれいな満月が輝いていた。
(続く)

■商品センター完成

商品センターがほぼ完成した。
まだ、入り口部分の屋根とか、スロープのコンクリートとか、若干手を入れなければいけないところはあるが、機能としてはほぼ完了したと言っていいだろう。
老朽化が進んでいた旧オカモト商店を取り壊して、新しく立て直したわけである。
プレハブによる建築なので、基礎から組立てまではとにかく早かった。プレハブといっても
立派な作りだ。
このセンターを作る過程を少し説明したい。
物流の重要性に気づいたのが、約半年前。出荷や返品が狭い場所で交錯し、物が見えないためにおこる無駄が散見された。そして、何らかの手立てが必要だと強く感じた。
当初は、物流センターをアウトソーシングしようと考えた。しかし、その考えが間違っていることに気づく。
それは、自社で仕組みができているものは、アウトソーシングできるが、それができてない場合余計混乱が生じると考えたからだ。
そこで、旧オカモト商店を改築するということに白羽の矢を立てた。場所もすぐそこというメリットもあった。
しかし、それからが大変だった。信頼できる業者の選定、旧館にあるものをどうするのか、
面積は妥当なのか、など‥‥。
今はかなりクリアになっていることも、当時はまだまったくの白紙の状態で進めていたので、よく9月に間に合ったと、今考えてみると思う。
何せ、実働の期間は、今手帳で確認すると、わずか3ヶ月であった。即断即決で、スピードを上げていったことが奏功した。
商品の出し入れなので、乱雑になっていた、本店1階部分もきれいになるだろう。ストック置き場と化していたショーウィンドウも、しばらくぶりに復活できそうだ。
あとは、せっかく作ったこのセンターを有効に活用してくことが肝心だ。引渡し時の美しさを常に保つ努力が必要だと思う。そうでないと手間隙かけて、コストをかけてやった意味が
なくなってしまう。
今回のセンター建設にあたって、多くの方の助けをいただいた。建設にあたっていただいた
職人さん、電気関係の方、測量の皆様、皆様本当にありがとう。
また、大和商工のやまとさんには本当にお世話になった。いろいろと無理をいって申し訳なかったと思っている。どうもありがとう。
それから、この土地を残してくれたご先祖様にも大きな感謝の気持ちをささげたい、と思った。
(続く)

■儀右ェ門館パート2 売り出し初日

今日から、久留米岩田屋新館2階にある、パート2の売り出しが始まった。
9月の売り出しは、随分前からの恒例行事になっており、お店のみんなによれば、多くのお客様がこの日を楽しみしているとのことだ。
ありがたいことこの上ない。
ところで、なぜ「パート2」なのか?
このお店、通常僕達は、略称してパート2、と呼んでいるが、正式には「儀右ェ門館パート2」なのである。ちなみにこの「館」が付いているのは、本社とこのパート2だけだ。
要するに、こういうことだ。
昭和53年に今僕達が仕事をしている本社が建ったのだが、その時、このビルをひとつの「館」として確立させたい、という現社長・常務の思いから、このような名称が付けられた。そして、翌年このお店が開店したときも、その考えが受け継がれたというわけだ。
それから、10数年が経ち、平成10年、福岡の浄水通りに路面店ができたのだが、このお店は「儀右ェ門福岡店」と命名された。「儀右ェ門館パート3」ではなかったのである。
パート3でないのは、何か意味があるのか、というと、全く意味はなくて、ただなんとなくそういう流れになったというだけである。恐らく店の名前に「福岡」という名称をつけたいという考えがあったのかもしれない。
そんな名前の由来のあるこのパート2であるが、久留米の皆様に愛されて今年で22年目を迎えるのである。時代を経て、今尚、多くの方々がご来店していただけるのは、本当にありがたいものだ。
そして、今回の売り出しも多くの方々が来店して下さった。9月初旬に配布開始したカタログ「もやい」の効果もあったのだろう、1日の売上げとしては、改装セールなどの特別な日を除いては、過去最高を記録した。心からお客様に感謝したい。
そして、全員で助け合ってこのお店を支え続けている小池店長はじめスタッフの皆様にも同様に心からの感謝をしたいと思う。どうもありがとう。

■津松菱に儀右ェ門オープン!

本日、9月14日、津市の松菱百貨店5階に儀右ェ門ショップがオープンした。
「ライフスタイルメッセージ」という名称で、毎日の暮らしを素敵に演出する、というのがウリになっているフロアで、新しくリニューアルオープンしたのだ。
センソユニコさんとか、HAVE A NICE TRIPさんとか、団塊世代に向けた婦人服があったり、和雑貨のお店、ウエッジウッドクイーンズという食器のお店があったりとか、そんな感じの構成だ。
その中に、僕達の儀右ェ門のショップも仲間入りしているのである。
僕達は、久留米絣というものを生活の中で気軽に使っていただきたいと考えている。
使えば使うほど味わいが出る素材なので、生活とともにそのものが体になじんでいくと思っている。
だからライフスタイルというくくりで仲間入りさせてもらっていることはとても光栄に思う。
ショップ開設にあたり、松菱百貨店の中山社長、河合部長とお会いする機会があった。
松菱百貨店は、不幸にも一度経営が行き詰まったそうだ。
そして、産業再生機構の介入によって、今再生をしようとしている、というお話を伺った。
そして、今回、5階のフロアをリニューアルすることで、再生に弾みをつけたいということも同時に伺った。
その中でぜひとも僕達の商材が必要なんだ、是非出店していただきたい、というありがたいお話を頂いたのである。
冥利に尽きる。要は心意気なのだ。その熱い気持ちにこたえたいと思った。
正直、三重県津という市とは、今までオカモト商店としてはあまりご縁がなかったし、どういう土地柄であるかもまったくわからない。しかし、この熱い期待には答えたいではないか。
それに、今までご縁がないからこそ、絣を多くの方に知ってもらえるではないか。
そんな風に考えた。
そして、すこしでも津のことを知ろうと、市のホームページを見てたら、なんと!市の花が「つつじ」ではないか!実は久留米もつつじが市の花なのである。
ご縁がない、なんてとんでもない。大きなつながりがあったではないか。
そして、本日めでたくショップがオープンした。
儀右ェ門で販売にあたってくださる方も店長始め、感じのいい方ばかりだと聞いている。
そして、初日からたくさんの方にご来店いただいたそうだ。
滑り出しは上々。津の皆さんに気に入ってもらうようにいい商品作りに励まなければ。
ちなみに中山社長は、もと博多大丸で常務を勤められていたそうだ。
やっぱり九州の「心意気」の世界だな。
津の皆様、どうかよろしくお願い申し上げます!
(続く)

■表層と深層
表層の競争力、深層の競争力ということを聞いたことがある。
目に映る部分と、目に映らない部分と言い換えてもいいかもしれない。
いずれにしても、どちらも必要な力だ、ということだ。
目に映る部分は、評価しやすいし、わかりやすいし、手をつけやすい。
一方、目に映らない部分は、映らない分、わかりにくい。それに手間がかかるし、地味なものだ。
たとえば、美しい広告や美しい装飾。
商品を素晴らしく見せる美辞麗句の数々。
きれいなフォトグラフ。
すべて、表層のものだ。
誤解して欲しくないが、それが悪いと言っているわけではない。
それがなければ素晴らしいものを素晴らしいと伝えることはできないからとても貴重なものだ。
ただ、私が言いたいのは、それを支える部分も同時に重要だといいたいだけだ。
いくら素晴らしいコマーシャルフィルムを作っても、そのものが常に高品質を保ちながら、
欠品することなく、供給され続ける仕組みがなければどうしようもない。
表面上は取り繕っても、すぐにぼろが出てしまうものだ。
そして、目に映る部分は、目に映る分だけ、ついつい優先しがちだ。
これが結構やっかいなものだと思う。
仕組みというのは、地味だし、すぐにできるわけではないし、やたらと面倒くさいものだからだ。
面倒くさいことは誰でも嫌だし、手っ取り早いほうがいいに決まっている。
でも、やっぱり深いところの考えを持ちえてないと失敗してしまい、余計大きなコストを払わなければいけなくなる。
たぶん物事とか世の中ってそんなもんなんだろうな。
でも、深いところばっかりじゃいけない局面もあるだろうから、要はバランス感覚ということなんだろうけど。
というわけで、写真には写らない美しさ、って、どっかで聞いたようなフレーズですが、そのようなものを常に追いかけつづけたいと思っているのですが、それはすごく根気がいるだろうと思います。
優先しがちなところをちょっと立ち止まって考えることだな。
(続く)
目に映る部分と、目に映らない部分と言い換えてもいいかもしれない。
いずれにしても、どちらも必要な力だ、ということだ。
目に映る部分は、評価しやすいし、わかりやすいし、手をつけやすい。
一方、目に映らない部分は、映らない分、わかりにくい。それに手間がかかるし、地味なものだ。
たとえば、美しい広告や美しい装飾。
商品を素晴らしく見せる美辞麗句の数々。
きれいなフォトグラフ。
すべて、表層のものだ。
誤解して欲しくないが、それが悪いと言っているわけではない。
それがなければ素晴らしいものを素晴らしいと伝えることはできないからとても貴重なものだ。
ただ、私が言いたいのは、それを支える部分も同時に重要だといいたいだけだ。
いくら素晴らしいコマーシャルフィルムを作っても、そのものが常に高品質を保ちながら、
欠品することなく、供給され続ける仕組みがなければどうしようもない。
表面上は取り繕っても、すぐにぼろが出てしまうものだ。
そして、目に映る部分は、目に映る分だけ、ついつい優先しがちだ。
これが結構やっかいなものだと思う。
仕組みというのは、地味だし、すぐにできるわけではないし、やたらと面倒くさいものだからだ。
面倒くさいことは誰でも嫌だし、手っ取り早いほうがいいに決まっている。
でも、やっぱり深いところの考えを持ちえてないと失敗してしまい、余計大きなコストを払わなければいけなくなる。
たぶん物事とか世の中ってそんなもんなんだろうな。
でも、深いところばっかりじゃいけない局面もあるだろうから、要はバランス感覚ということなんだろうけど。
というわけで、写真には写らない美しさ、って、どっかで聞いたようなフレーズですが、そのようなものを常に追いかけつづけたいと思っているのですが、それはすごく根気がいるだろうと思います。
優先しがちなところをちょっと立ち止まって考えることだな。
(続く)

■先輩と飲んだこと
大学の先輩と飲みにいった。
先輩は、現在、福岡のビジネス情報誌を作っている。
編集者でもあり、経営者でもある先輩は、九州は熊本の出身、いわゆる「肥後もっこす」だ。
ところで「もっこす」と書いて思ったけど、「もっこす」って何だ?
誰か知っている人がいたら教えてほしい。
それで、先輩は、さすがに情報誌の編集長であるから、いろんなおもしろい話をしてくれるのだ。
聞いてるだけでとても勉強になる。
1軒目は先輩におごってもらったので、2軒目は自分におごらせてください、ということで
2軒目にいくことになった。
先輩が、「近くにいいバーがあるからそこにしようや」と言われた。
「いやいや、先輩、僕の知っている店にしましょう」と切り返す。
「それじゃ、お前の案内に従うばい」
ということで、僕の旧知のバーに向かったのだが、店に入る前に一言。
「なん、同じ店やん」「……」
ということで、世間は狭いということをつくづく知らされた。
まあ、福岡とかだと、何らか繋がっているケースが多いからな。
店に入って、マスターがびっくりした顔して、「お二人は知り合いだったんですか!」と一言。そりゃびっくりするよね。
結構、世の中繋がっているもんである。悪いことはできないな。(悪いことする勇気はないけど)
(続く)
先輩は、現在、福岡のビジネス情報誌を作っている。
編集者でもあり、経営者でもある先輩は、九州は熊本の出身、いわゆる「肥後もっこす」だ。
ところで「もっこす」と書いて思ったけど、「もっこす」って何だ?
誰か知っている人がいたら教えてほしい。
それで、先輩は、さすがに情報誌の編集長であるから、いろんなおもしろい話をしてくれるのだ。
聞いてるだけでとても勉強になる。
1軒目は先輩におごってもらったので、2軒目は自分におごらせてください、ということで
2軒目にいくことになった。
先輩が、「近くにいいバーがあるからそこにしようや」と言われた。
「いやいや、先輩、僕の知っている店にしましょう」と切り返す。
「それじゃ、お前の案内に従うばい」
ということで、僕の旧知のバーに向かったのだが、店に入る前に一言。
「なん、同じ店やん」「……」
ということで、世間は狭いということをつくづく知らされた。
まあ、福岡とかだと、何らか繋がっているケースが多いからな。
店に入って、マスターがびっくりした顔して、「お二人は知り合いだったんですか!」と一言。そりゃびっくりするよね。
結構、世の中繋がっているもんである。悪いことはできないな。(悪いことする勇気はないけど)
(続く)

■NINE・ELEVEN
今年も9月11日を迎えることになった。
忘れもしない、4年前。
当時、僕は、東京の多摩センターにいた。
明日、多摩センター三越にお店がオープンすることになっていて、その準備で東京に来ていた。
ひととおり準備が終わり、ホテルの部屋に帰って、妻に電話をした。
「どう変わりはない?」
すこしの沈黙の後、妻から発せられたのは、驚くべき内容だった。
「NYで飛行機事故があったみたい。テロ、かもって、ニュースでいってる」
すぐにテレビのスイッチを入れる。その映像の衝撃は今も忘れない。
あのとき……。
妻は身篭っていた。そして、明日は僕たちの店ができる。
そんなことはまったく関係なく、世界は暗黒の中に突入していった。
いろんなことが、頭の中でいっぱいになって、どうしようもない不安に覆われたことを思い出す。
こんな時代に生まれてくる子供たちのことを考えながら。
天使たちの声と、残酷な空、そして瓦礫の中。
そして、あれから、4年が経った。
その傷がまだ癒えぬまま、また世界は混迷を極めているように思える。
そして、僕自身はちっぽけな、1商業人として、何ができるかを今も考えつづけている。
(続く)
忘れもしない、4年前。
当時、僕は、東京の多摩センターにいた。
明日、多摩センター三越にお店がオープンすることになっていて、その準備で東京に来ていた。
ひととおり準備が終わり、ホテルの部屋に帰って、妻に電話をした。
「どう変わりはない?」
すこしの沈黙の後、妻から発せられたのは、驚くべき内容だった。
「NYで飛行機事故があったみたい。テロ、かもって、ニュースでいってる」
すぐにテレビのスイッチを入れる。その映像の衝撃は今も忘れない。
あのとき……。
妻は身篭っていた。そして、明日は僕たちの店ができる。
そんなことはまったく関係なく、世界は暗黒の中に突入していった。
いろんなことが、頭の中でいっぱいになって、どうしようもない不安に覆われたことを思い出す。
こんな時代に生まれてくる子供たちのことを考えながら。
天使たちの声と、残酷な空、そして瓦礫の中。
そして、あれから、4年が経った。
その傷がまだ癒えぬまま、また世界は混迷を極めているように思える。
そして、僕自身はちっぽけな、1商業人として、何ができるかを今も考えつづけている。
(続く)

■東京・銀座のバー
■東京ギフトショー終了
ギフトショーが終了した。
久しぶりの出展で、期待と不安が入り混じっていたが、結果として多くの方々と出会えることができてよかった。
そして、今回、感じたことがある。
それは、絣という「そのもの」が、これまで以上に興味をもたれたということだ。
素朴な素材感、多様な柄、そしてどこか懐かしい雰囲気……。
年代問わず、多くの方々から、お褒めの言葉を頂き、興味を持ってもらった。
カタログも多くの方々から要望された。
こんなことは、初めてだったかもしれない。
「絣とはこんなもの。」「こうあるべき。」
そして、いかに、自分の思い込みが強いか、を思い知らされた。
「勝手にそう思ってただけではないか?」
自由とか、可能性とか、普段口にしながら、その本当の意味が判ってなかったのは自分ではなかったか?
「いつも答えは形を変えてそこにある」そんな歌のフレーズがふと頭をよぎった。
もう一度いろんなことを見つめなおして、頑張っていこう、と思いながら東京を後にした。
やっぱり、自分にとっての東京は、厳しくも暖かくいろんなことを与えてくれる素敵な街だった。
(続く)
久しぶりの出展で、期待と不安が入り混じっていたが、結果として多くの方々と出会えることができてよかった。
そして、今回、感じたことがある。
それは、絣という「そのもの」が、これまで以上に興味をもたれたということだ。
素朴な素材感、多様な柄、そしてどこか懐かしい雰囲気……。
年代問わず、多くの方々から、お褒めの言葉を頂き、興味を持ってもらった。
カタログも多くの方々から要望された。
こんなことは、初めてだったかもしれない。
「絣とはこんなもの。」「こうあるべき。」
そして、いかに、自分の思い込みが強いか、を思い知らされた。
「勝手にそう思ってただけではないか?」
自由とか、可能性とか、普段口にしながら、その本当の意味が判ってなかったのは自分ではなかったか?
「いつも答えは形を変えてそこにある」そんな歌のフレーズがふと頭をよぎった。
もう一度いろんなことを見つめなおして、頑張っていこう、と思いながら東京を後にした。
やっぱり、自分にとっての東京は、厳しくも暖かくいろんなことを与えてくれる素敵な街だった。
(続く)

■産地の仲間
ギフトショー3日目なのだが、今日はその結果報告は別にして、産地の仲間のことを書きたいと思う。
産地の仲間というと、地元の仲間という感じだが、そうではなく、日本全国に存在する染め織りの産地の仲間である。
具体的にいうと、東京(江戸小紋)・博多(博多織)・鹿児島(大島紬)・桐生(お召し)などに従事している仲間だ。
年代は30代半ばから40才くらいまでで、みな気のいい男ばかりだ。
特にみなでもの作りの話をするときが一番楽しい。熱く語れる。
みな、これからの産地の継承に力を注いでいる素敵な男たちだ。
この関係が途切れずに、励ましあいながらやっていければいいなあ、といつも思う。
持つべきものはよき友だ。持つべきものは、何でも話せるよき仲間だ。
みんなに心から感謝したい。
(続く)
産地の仲間というと、地元の仲間という感じだが、そうではなく、日本全国に存在する染め織りの産地の仲間である。
具体的にいうと、東京(江戸小紋)・博多(博多織)・鹿児島(大島紬)・桐生(お召し)などに従事している仲間だ。
年代は30代半ばから40才くらいまでで、みな気のいい男ばかりだ。
特にみなでもの作りの話をするときが一番楽しい。熱く語れる。
みな、これからの産地の継承に力を注いでいる素敵な男たちだ。
この関係が途切れずに、励ましあいながらやっていければいいなあ、といつも思う。
持つべきものはよき友だ。持つべきものは、何でも話せるよき仲間だ。
みんなに心から感謝したい。
(続く)

■東京ギフトショー2日目

東京ギフトショー2日目である。
1日目、お客様が左右どちら側から多くいらっしゃるかを見ていると1対2の割合で僕ら側から見て右側からの方が多い事がわかった。
また、中心においていたシェルフがお客様の目線より、ちょっと高いような気がした。
そこで、企画の幸田さんと馬場さんと相談をして、ちょっとレイアウトの変更を試みた。
右側からいらっしゃるお客様の目に留まるように、壁に、トートバックを多く陳列して、中央のシェルフを壁側に置いたみた。
そして、馬場さんに手持ちで持ってきてもらった「儀右ェ門」の赤暖簾を中央に飾った。中央にはパネル1枚だったので、急遽持ってきてもらったのだ。
さて結果は‥‥。
昨日よりも僕達のホールに多くお客様が流れてきていたこともあったこともあるが、なんと、昨日の倍のお客様と名刺交換できたのだ。
やった〜!
偶然にせよ何にせよ、自分たちで考えて、汗を流して(そんなに流してないですが)
なにがしかの結果が出ると嬉しいものだ。
そして、ちょっとしたことでも、それが積み重ねると大きなものになる。やらずにため息をつくよりも、まずやってみることだ。そんな気持ちを最近忘れていた気がする。
そんなあきらめない気持ちを大事にしたい、と改めて思った1日だった。
そして、いっしょに汗を流してくれた企画の二人に心から感謝する。
明日も頑張ろう!
(続く)

■ギフトショー開幕
■儀右ヱ門と無印
今日から東京である。
9時30分福岡発のJAL1708便に乗り込む。台風が近づいているそうなので、大丈夫だろうか。最近、飛行機の不具合が続いていることがちょっとだけ頭をよぎる。
昔は、飛行機に乗るときに余計な事は考えていなかったが、最近は何かと色々と考えてしまう。「もし」というのは、あくまで仮定の話なので、考えてもしょうがない、とは思うが、「もし」が現実化したら怖いだろうな。
などと思ったのは一瞬だけで、すぐに寝込んでしまった。そんなもんだ。
さて、東京についてバスに乗って東京ビックサイトへ。東京は雨混じりである。台風の影響が少しづつ出ているみたいだ。
さて、今日は、明日から開催される東京ギフトショーの準備である。会場で当社の企画責任者(僕の妹である)と落ち合い、早速準備を始める。
荷物の確認をする。ちゃんと到着しているだろうか。数を当たっていると、おおなんと1個足りないではないか。
会場で配布するパンフレットが足りない。ひょっとして出し忘れたかな。ちょっと不安がよぎる。これがないとなるとやばいな、と思いながら、佐川急便に電話。
すぐに確認してくれるとのこと。返事を待つ事にする。
待っててもしょうがないので、準備を進める。久留米から送った什器を組み立てていく。什器は無印良品で購入したものだ。
無印良品の家具はシンプルで好きだ。シンプルさの中に、日本的な美しさがある。僕らが作る絣の風合いを引き出してくれる、と思っている。
ラックも無印のものだ。ラックといっても商品名は「物干し竿」である。足と棒だけの極めて簡単なものだが。安っぽく感じない。持ち運びも簡単だし重宝する。
毎年、無印良品の広告というか、メッセージ広告が出るが、楽しみにしている。今年は「茶室と無印良品」というものだった。互いにある共通点にスポットをあて、そこから醸し出す世界観に言及している極めてすばらしい広告だ。来年は、どのようなテーマなのだろう。1ファンとして楽しみだ。
什器をセットして、さあ商品をならべようとした、そのとき、縞々のユニフォームが見えた。
「どうもすみません!1個未着分お持ちいたしました!」
飛脚のマークの筋骨隆々のお兄さんがにっこり笑って、ずっしり重い箱を差し出してくれた。おお、ありがとう!君が天使に見えたよ。
よし、すべて揃った。いそいそと飾り付けをする僕達であった。いよいよ明日開幕だ。
(続く)
9時30分福岡発のJAL1708便に乗り込む。台風が近づいているそうなので、大丈夫だろうか。最近、飛行機の不具合が続いていることがちょっとだけ頭をよぎる。
昔は、飛行機に乗るときに余計な事は考えていなかったが、最近は何かと色々と考えてしまう。「もし」というのは、あくまで仮定の話なので、考えてもしょうがない、とは思うが、「もし」が現実化したら怖いだろうな。
などと思ったのは一瞬だけで、すぐに寝込んでしまった。そんなもんだ。
さて、東京についてバスに乗って東京ビックサイトへ。東京は雨混じりである。台風の影響が少しづつ出ているみたいだ。
さて、今日は、明日から開催される東京ギフトショーの準備である。会場で当社の企画責任者(僕の妹である)と落ち合い、早速準備を始める。
荷物の確認をする。ちゃんと到着しているだろうか。数を当たっていると、おおなんと1個足りないではないか。
会場で配布するパンフレットが足りない。ひょっとして出し忘れたかな。ちょっと不安がよぎる。これがないとなるとやばいな、と思いながら、佐川急便に電話。
すぐに確認してくれるとのこと。返事を待つ事にする。
待っててもしょうがないので、準備を進める。久留米から送った什器を組み立てていく。什器は無印良品で購入したものだ。
無印良品の家具はシンプルで好きだ。シンプルさの中に、日本的な美しさがある。僕らが作る絣の風合いを引き出してくれる、と思っている。
ラックも無印のものだ。ラックといっても商品名は「物干し竿」である。足と棒だけの極めて簡単なものだが。安っぽく感じない。持ち運びも簡単だし重宝する。
毎年、無印良品の広告というか、メッセージ広告が出るが、楽しみにしている。今年は「茶室と無印良品」というものだった。互いにある共通点にスポットをあて、そこから醸し出す世界観に言及している極めてすばらしい広告だ。来年は、どのようなテーマなのだろう。1ファンとして楽しみだ。
什器をセットして、さあ商品をならべようとした、そのとき、縞々のユニフォームが見えた。
「どうもすみません!1個未着分お持ちいたしました!」
飛脚のマークの筋骨隆々のお兄さんがにっこり笑って、ずっしり重い箱を差し出してくれた。おお、ありがとう!君が天使に見えたよ。
よし、すべて揃った。いそいそと飾り付けをする僕達であった。いよいよ明日開幕だ。
(続く)

■絣祭りと焼き鳥フェスタ
今日は、二つの祭りに行ってきた。
一つは広川の「かすり祭り」である。
あいにくの雨だったが、多くの人たちでにぎわっていた。
ちょうど、お昼時分だったので、会場に入るも前に、外に設置されたテントの中で、屋台で買った焼きそばをビールを飲みながら食べる。
これがやたらうまいのである。
ふと見ると、娘達も美味しそうに食べている。焼きそばってこんなに好きだったかな?
たぶん、外で食べるという行為自体が、食を進めてるのだろう。
会場の中は、普段お取引をしている機屋さんがいらっしゃって、皆さん忙しそうにされていた。
何かいいムードだ。
この祭りは、広川という町の行事として認識されている。企画・立案・運営が、町の自治だということだ。だからだろう、なんともいえないアットホームな空気が漂っている。
やっぱり、コミュニティというのは大事なんだな、とつくづく思う。
もう一つは、焼き鳥フェスタ。久留米の六つ門六角堂で開催されている恒例のお祭りである。
こちらも大勢の人でにぎわっていた。なにしろ焼き鳥を買おうとしても、列が長すぎて時間がかかって大変なのである。
しょうがないので、出来合いのものとビールだけをいただくことにした。しかし、今日はずーっとビール飲んでるなあ。
夕暮れ時、地元のブルースバンドが演奏をしている。あまりみんな聞いてなさそうだった。せっかくいい演奏しているのにもったいないよね。
でも、外にいるって気分がいい。アウトドアっていうとなんか、スポーツみたいだけど、単に外で座っているだけで心がメロウになる。
かすり祭りと焼き鳥フェスタ。みんなも外にいるのって好きなんだな。
ほろ酔い気分でそんなことを思いました。
(続く)
一つは広川の「かすり祭り」である。
あいにくの雨だったが、多くの人たちでにぎわっていた。
ちょうど、お昼時分だったので、会場に入るも前に、外に設置されたテントの中で、屋台で買った焼きそばをビールを飲みながら食べる。
これがやたらうまいのである。
ふと見ると、娘達も美味しそうに食べている。焼きそばってこんなに好きだったかな?
たぶん、外で食べるという行為自体が、食を進めてるのだろう。
会場の中は、普段お取引をしている機屋さんがいらっしゃって、皆さん忙しそうにされていた。
何かいいムードだ。
この祭りは、広川という町の行事として認識されている。企画・立案・運営が、町の自治だということだ。だからだろう、なんともいえないアットホームな空気が漂っている。
やっぱり、コミュニティというのは大事なんだな、とつくづく思う。
もう一つは、焼き鳥フェスタ。久留米の六つ門六角堂で開催されている恒例のお祭りである。
こちらも大勢の人でにぎわっていた。なにしろ焼き鳥を買おうとしても、列が長すぎて時間がかかって大変なのである。
しょうがないので、出来合いのものとビールだけをいただくことにした。しかし、今日はずーっとビール飲んでるなあ。
夕暮れ時、地元のブルースバンドが演奏をしている。あまりみんな聞いてなさそうだった。せっかくいい演奏しているのにもったいないよね。
でも、外にいるって気分がいい。アウトドアっていうとなんか、スポーツみたいだけど、単に外で座っているだけで心がメロウになる。
かすり祭りと焼き鳥フェスタ。みんなも外にいるのって好きなんだな。
ほろ酔い気分でそんなことを思いました。
(続く)

■小泉純一郎氏が来久して
時刻は、午後3時をまわったくらい。炎天下の久留米市役所前に、一人の白髪の、小柄な男性が姿を見せた。その男性を見た群衆からは、おおきな歓声があがる。
その男性の名前は、小泉純一郎、である。
そして、群集に手を振りながら、にこやかな笑顔を振りまき、演説の車に駆け上がった。
人は、常にできるだけシンプルなものを望む。わかりやすさを希求する。特に、混迷と複雑性が多分に存在する状況の中では、その思いは加速していく。
自分の中で物事を整理して回答を出すことは、大変だ。大変だけど、当たり前である、という事実もある。
しかし、あまりにも物事において整理することが多すぎると、誰かの強烈な意思にゆだねたくなるのも同時に事実だと思う。
それがいいとか悪いとか、いうことではなくて、人間は「そういうものだ」と思うのだ。
「シンプル・イシュー・ポリティックス」今回のこの男性の主張は、そのように表現される。要するに1点突破型の主張である。極めてわかりやすい。すべてのことをはしょって、この1点だけにフォーカスを絞って、その主張の土俵で自説を展開していく。
加えて、あのドラスティックなしゃべり口である。そして、キャッチーな風采。劇場型と言われるゆえんである。
だからこそ、僕達はすべての情報に対して敏感に、極めてクリティカルに考えるべきだと思う。冷静な判断が今ほど求められるときはない、と思っている。
そして、その男性は、壇上に駆け上がり、着ているシャツを脱ぎ捨てて、鮮やかなブルーのシャツを着込んだ。
それは、「久留米絣のシャツ」だった。
炎天下の夏の日、芝生の照り返しを受けて、そのシャツが光り輝いた。
いろんな思いや、いろんな考えがその瞬間に停止した。冷静に物事を考えることが出来なくなった。そして、その白髪とブルーのシャツのコントラストを見て、なぜだか涙がこぼれてきた。
なぜだろう。なぜ涙がこぼれてしまったんだろう。
(続く)
その男性の名前は、小泉純一郎、である。
そして、群集に手を振りながら、にこやかな笑顔を振りまき、演説の車に駆け上がった。
人は、常にできるだけシンプルなものを望む。わかりやすさを希求する。特に、混迷と複雑性が多分に存在する状況の中では、その思いは加速していく。
自分の中で物事を整理して回答を出すことは、大変だ。大変だけど、当たり前である、という事実もある。
しかし、あまりにも物事において整理することが多すぎると、誰かの強烈な意思にゆだねたくなるのも同時に事実だと思う。
それがいいとか悪いとか、いうことではなくて、人間は「そういうものだ」と思うのだ。
「シンプル・イシュー・ポリティックス」今回のこの男性の主張は、そのように表現される。要するに1点突破型の主張である。極めてわかりやすい。すべてのことをはしょって、この1点だけにフォーカスを絞って、その主張の土俵で自説を展開していく。
加えて、あのドラスティックなしゃべり口である。そして、キャッチーな風采。劇場型と言われるゆえんである。
だからこそ、僕達はすべての情報に対して敏感に、極めてクリティカルに考えるべきだと思う。冷静な判断が今ほど求められるときはない、と思っている。
そして、その男性は、壇上に駆け上がり、着ているシャツを脱ぎ捨てて、鮮やかなブルーのシャツを着込んだ。
それは、「久留米絣のシャツ」だった。
炎天下の夏の日、芝生の照り返しを受けて、そのシャツが光り輝いた。
いろんな思いや、いろんな考えがその瞬間に停止した。冷静に物事を考えることが出来なくなった。そして、その白髪とブルーのシャツのコントラストを見て、なぜだか涙がこぼれてきた。
なぜだろう。なぜ涙がこぼれてしまったんだろう。
(続く)

■鳩山邦夫
本日、午後2時より、久留米市役所前の公園で鳩山邦夫氏の演説が開催された。
「私はここ久留米を桃源郷にしたい!」
鳩山氏の演説は、炎天下の中、さらにヒートアップして群集を前にして熱っぽく語った。
氏のおじいちゃんは、ブリジストン創業者の石橋正二郎氏である。ブリジストン=brige(橋)stone(石)、というのはよく知られた話である。久留米市民だったら必ず聞く話だ。ブリジストン、略して「BS(ビーエス)」と呼ぶのも久留米ならではかもしれない。
氏のお母様がこのような話をよくしていたそうだ。
「ブリジストンは、もともと地下足袋を作っていた小さなお店だった。久留米の多くの人たちが地下足袋をたくさん買っていただいたので、現在の鳩山家がある。そして、タイヤの工場を作るというときにも、快く了承してくれた。そして多くの方が工場で働いていただいた。本当に久留米の方々には感謝しなくてはならない。」
そんな話を引き合いに出して、だから「私は久留米に骨をうずめるのだ」と宣言された。
その気持ちの表れだろうか、氏は久留米絣のシャツを着込んでいた。
そして、そのシャツは、僕達のブランド「儀右ェ門」謹製のものであったことを付け加えておく。
そして、演説も佳境に入ったところで、いよいよメインパフォーマーが登場した。
そして、そのパフォーマーを見て、僕はびっくりした。
なぜびっくりしたか?それは明日に記そうと思う。
(続く)
「私はここ久留米を桃源郷にしたい!」
鳩山氏の演説は、炎天下の中、さらにヒートアップして群集を前にして熱っぽく語った。
氏のおじいちゃんは、ブリジストン創業者の石橋正二郎氏である。ブリジストン=brige(橋)stone(石)、というのはよく知られた話である。久留米市民だったら必ず聞く話だ。ブリジストン、略して「BS(ビーエス)」と呼ぶのも久留米ならではかもしれない。
氏のお母様がこのような話をよくしていたそうだ。
「ブリジストンは、もともと地下足袋を作っていた小さなお店だった。久留米の多くの人たちが地下足袋をたくさん買っていただいたので、現在の鳩山家がある。そして、タイヤの工場を作るというときにも、快く了承してくれた。そして多くの方が工場で働いていただいた。本当に久留米の方々には感謝しなくてはならない。」
そんな話を引き合いに出して、だから「私は久留米に骨をうずめるのだ」と宣言された。
その気持ちの表れだろうか、氏は久留米絣のシャツを着込んでいた。
そして、そのシャツは、僕達のブランド「儀右ェ門」謹製のものであったことを付け加えておく。
そして、演説も佳境に入ったところで、いよいよメインパフォーマーが登場した。
そして、そのパフォーマーを見て、僕はびっくりした。
なぜびっくりしたか?それは明日に記そうと思う。
(続く)

■福岡ソフトバンクホークス
野球を見に行った。もちろん地元ホークスの試合である。
試合は、ホークスが勝った。7時くらいに球場に入って、ちょうど逆転劇を見る事が出来たので最高の気分だ。
席もバックネット裏で、臨場感たっぷりだった。ビールを飲みながら、声援を飛ばすのはこの上ない心地よさである。
斉藤和己が勝利投手だった。これで15連勝である。なんでも日本新記録と肩をならべたそうだ。堂々たるものだ。
バックネットから見ていると風格がでてきたな、とすごく感じた。何か打者を寄せ付けない力強さが感じられるのだ。
それにしても、相変わらずホークスファンの盛り上がりはすごい。なんというか球場が一体になるのだ。身体全体が球場のうねりに溶け込んでいくようなそんな風に感じられる。特に、バックネットから見ていると、それは震えがくるくらいにすさまじい。
そして、球場と観客が選手と一体となり、奇跡やドラマを次々と演出するのである。
福岡ドームは今本当に熱い。
某球団の人気が低迷しているそうだが、一度福岡に来てみたほうがいい。そして、身体で感じて欲しい。そしてこの熱さを作り出しているものは何であるか、をつかんでいってほしい。
某球団が忘れている「何か」が確実に存在している。
それが僕達の「福岡ソフトバンクホークス」である。
(続く)
試合は、ホークスが勝った。7時くらいに球場に入って、ちょうど逆転劇を見る事が出来たので最高の気分だ。
席もバックネット裏で、臨場感たっぷりだった。ビールを飲みながら、声援を飛ばすのはこの上ない心地よさである。
斉藤和己が勝利投手だった。これで15連勝である。なんでも日本新記録と肩をならべたそうだ。堂々たるものだ。
バックネットから見ていると風格がでてきたな、とすごく感じた。何か打者を寄せ付けない力強さが感じられるのだ。
それにしても、相変わらずホークスファンの盛り上がりはすごい。なんというか球場が一体になるのだ。身体全体が球場のうねりに溶け込んでいくようなそんな風に感じられる。特に、バックネットから見ていると、それは震えがくるくらいにすさまじい。
そして、球場と観客が選手と一体となり、奇跡やドラマを次々と演出するのである。
福岡ドームは今本当に熱い。
某球団の人気が低迷しているそうだが、一度福岡に来てみたほうがいい。そして、身体で感じて欲しい。そしてこの熱さを作り出しているものは何であるか、をつかんでいってほしい。
某球団が忘れている「何か」が確実に存在している。
それが僕達の「福岡ソフトバンクホークス」である。
(続く)




